僕はヨガのインストラクターをしています。
ヨガを伝える人です。
ですからヨガを学んで、実践して、それを伝えています。
ヨガは僕が作ったものではありません。
僕の先生から習ったものです。
また、古典書から学んだものです。
自分の作ったものではないものを伝えています。
先生のクラスとても良かったですと言われると嬉しいですが、どうも不思議な気分いなります。
確かに、僕の声だし、僕の間でしょうし、僕の風貌などから醸し出すものはありますから僕のクラスだと思います。
でも僕のではなく、ヨガを伝えているんですね。
きっとこの感覚は、ヨガというものをできるだけ正確に理解して、そのものを伝えようとしているからだと思います。
自分なりの解釈はあれど、古典書に書いてあるもの、教わった先生の方法などは自分で作ったものなんかでは足元にも及ばない凄さがあるのです。
その凄さを、力をできるだけ弱めないように伝えようと最近は特に意識しています。
いろんなヨガの伝え方があるからこそ、原点を、神髄を意識して伝えることの意義はあるんじゃないかなと思っています。
やっぱり先人は凄いんですよねぇ。
感謝して、ありがたく、そのお知恵をお借りして、伝える仕事をさせて頂いています。
これからも真摯に勉強し、深めていきます。
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