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信仰

インドに行く度に、インド人の信仰心の高さに感動する。

本当に神様に守られているとか、神様に捧げるとか、神様のお陰で生きていると思っている。

インドはヒンズー教が8割。

神様は日本と同じように沢山いて、人気のあるのはシヴァ神、ガネーシャ、パールバティなど。

どの神様を信じてもいい。

家族でそれぞれ違ってもいい。

人生の中で変えてもいい。

信仰心は強いけど、自由。

ここが凄い。

 

北インドのヒマラヤの麓の聖地でも、ハリドワールなどのガンジス川でも沐浴している人たちはとても幸せそう。

ニコニコして喜んでる。

みんな神様の川の水を持って帰る。

大切にする。

泥水でも汚いとは思わない。

 

インド人は自己主張は強いし、押しも強い。

順番は守らなし、歩行者よりも車が優先。

ゴミはポイ捨てするし、みんなの場所を綺麗にしようという気もない。

そんな日本から見たら軽蔑しそうな部分も多いのに、笑顔で人懐っこく、友達同士で肩を組み手をつなぎ、とにかく笑顔で好奇心の塊。

貧富の差も激しいが、お金がないからといって不幸な顔をしていない。

信仰心があるから。

 

神様は平等に守ってくれているから。

 

日本はどうだろう?

綺麗な道路、野良犬も牛もいない、人も規律を守り穏やか、なんでもデフレで安く手に入る。

でもみんな鬱々として笑顔が少ない。

自殺も多いし、鬱になる人も多い。

 

日本の信仰心はどうだろう?

神道への信仰心。

仏教への信仰心。

僕らは信仰心というものに拒否反応を示すように教育されてきた。

でも信仰心は人として普通なことで根元的なものだと思う。

土着信仰のように普通に自然や偉大なものに畏敬の念を抱くのは当たり前だろう。

 

特定の宗教を持つということと信仰心があるということは違う。

毛嫌いせず、もっと信仰心ついて考えた方がいいと思う。

ヨガがこんなに流行ってるのもみんながどこか心の拠り所が欲しいのだと思う。

 

僕もこれから信仰心についてもっと考えて探求していきます。