世の中ではやっているものを考察すると大抵「刺激」に行き着きます。
コーヒーショップ流行ってますね。
カフェイン中毒です。
スイーツ流行ってますね。
砂糖中毒です。
ハリウッド映画流行ってますね。
バイオレンス中毒です。
タバコ流行ってますね。
ニコチン中毒です。
居酒屋流行ってますね。
アルコール中毒です。
それらは脳内で言えばアドレナリン、ドーパミン中毒です。
パチンコ、ゲーム、スポーツもある意味そうですね。
依存症や中毒はいわゆる嗜好品やエンタメに氾濫しています。
多幸感を味わう為に人が作り上げた文化です。
なので、程度がほどほどであれば心地いいわけです。
それはそれで人生を楽しむ方法で素晴らしい発明だと思います。
ただ、度がすぎる人が多いと問題になってしまいます。
これらの依存や中毒の特徴は刺激によって快感を味わうというものです。
キアヌリーブスが演じていた「マトリックス」でまさにこの描写がありすごいなぁと思いました。
さて、刺激があると多幸感を味わえます。
ですから人は刺激のあるもに価値を感じるようになります。
逆に刺激のないものには価値はないという概念になります。
ですから価値を売る社会では刺激が氾濫します。
辛いものや甘いものが好きな人は和食なんかは味気ないでしょう。
殺しあうバンバン系のハリウッド映画が好きな人はトトロなんかは面白くないんでしょう。
ハードロック好きには民謡なんてあり得ないかもしれませんね。
時に刺激的なものは楽しいですが、いつもは入らないですね。
僕なんかは八王子に普段いるので、都心にいくと刺激が多すぎているだけで疲れます。
静寂、凛とした空気、鳥のさえずり、小川のせせらぎ、、、。
そういう繊細な刺激に落ち着きと安らぎを感じます。
ホッとできる場所は自然の中にあると思います。
元々森で過ごしていた先祖の心情がDNAに刻まれているんじゃないでしょうか。
都心を作り、刺激まみれで多幸感を味わっている現代人には森の重要性は理解できないかもしれません。
僕は、自然の中での生活こそ人を人たらしめて幸せに導くものだと思っています。
日本の文化(特に平安や江戸)は、そういった趣の中に美という価値観を見つけたんじゃないかなと思っています。
ヨガをしている人も多いですが、日本文化もヨガに劣らず真理をついていると思います。
特に環境と融合するというところはより日本らしい気づきである気がします。
年を取って来たからでしょうが、日本が、特に日本の自然が恋しくなってます。
4月から合気道に戻る予定です。
日本文化を味わって生きていきたいと思っています。
因みに僕は若干アルコール中毒です(^^:)
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